【第12日】母の日

 

こんばんは。

 

前にも増して、日々が明るくなってきましたね。花々は色づき、木々の葉も青々として。

仕事終わりにも橙の雲が遠く伸びていくのを駅まで歩きつつ眺めました。

視覚だけではなく、鼻にも花が放つ香りが届くようになりました。咲いた色の濃さに呼応するみたいに、匂いの強さも変わるような気がしています。

 

冬から春になる時を「目覚め」と呼ぶことが多いイメージですが、なんだかこうやって色や匂いであったり、その苛烈な鮮やかさが迫ってくるのを感じて、わたしは今が目覚めだなぁと思った一日でした。

 

さて。

 

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昨日は母の日でしたね。群馬からやってきた父が、母が購入したらしいおばあちゃんへのお花をお土産にしておりました。今日母に電話したら、「父は一銭も出してないんだよ、実の息子なのに!」とぷりぷりしていましたが、わたしも母に何もあげてないので何も言えませんね。

「まだ受け付けてるよ」と陽気に笑っていたので早めに何かあげたいところです。

 

思い出話ですが、わたしが小学生のころは、毎年母の日と町の剣道大会の日が重なっていて。一二年生の部、三四年生の部、五六年生の部、と毎年メダルを母にプレゼントしていました。

当時はプレゼントという感覚は薄かったのですが、それでも母の笑顔は印象的でした。やっぱり母としては一段と嬉しいメダルだったのかなと、今になって思います。

 

小学校からずっと、わたしの剣道を応援してくれました。毎朝毎朝はやくに、稽古場所である小学校の体育館まで送迎してくれて、高学年から通い始めた道場にも車を出してくれて。中学、高校と上がるたびに防具を新しくしてくれて、月に何本も竹刀を買って。大会の度に県外まで連れていってくれて。応援にも来てくれて。一緒にいろんなところに行きましたね。こうして書くと、本当に凄いと実感します。

 

加えてもちろん普段の学生生活も、沢山沢山サポートしてくれました。ご飯に洗濯に本当に沢山。感謝してもしきれませんね。育ててくれて、全力でぶつかってきてくれて、ありがとう、お母さん。

 

 

 

母の日記になってしまうので久しぶりのおばあちゃんの手紙シリーズ。

 

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「トマト入りのピザ ごめんね」

わたし、トマトが苦手です。でもそれは生がダメということで、焼いてあるものについてはまぁ食べられるんですが。

おばあちゃん、気にして書いてくれたんですね。ありがたいです。これは食べられるのでおいしくいただきました。

 

手紙の「ピザ」絶妙に「ビザ」にも見えるのがツボです。半濁音って書きにくいのかもしれませんね。

 

 

では今日はこの辺で。

 

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これは、わたしの居ない内にいらっしゃったくまさん。カーネーションなので、父のお姉さんが持ってきてくれたものかもしれません。かわいい。

 

読んでくれて、ありがとうございました。