【第11日】青森

おはようございます。連休が終わりましたね。

同じ境遇の方は、今日を一緒に乗り越えていきましょう。というより、今日の朝が一番気が重い時間ですよね。出社したらこっちのもん、くらいの心持ちですが、重なる遅延により出社するまでが困難という。

わたしはこれを書きながら好きな音楽を聴いてリフレッシュしますね。

 

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毛ガニ。連休中におばあちゃんの妹さんから送られてきました。おばあちゃんの地元、青森から。今日はそんな青森の話でも少し。

 

そういえば前に作った大根の煮合いも、書いたかもしれませんが青森の郷土料理だとおばあちゃんが教えてくれました。昔はよくお正月に食べていたとのこと。たしかにクックパッドで調べてみるとそうみたいで、知らぬ土地の郷土料理が作れるってことになぜか心弾みます。

 

 

青森でも北のほう、津軽とは反対側の野辺地(のへじ)というところがおばあちゃんとおじいちゃんの生まれ故郷です。一度だけ、まだ小学生の低学年の時に伺った思い出があります。大きくはない、ホタテ漁をするための船に乗せてもらい、テトラポットを眺めた記憶は未だに鮮明に残っています。

 

毎年何かしら送ってくれるんですよ。それこそホタテだったり、ここ数年は毛ガニ。あと、青森のりんごジュース。りんごジュースは金のねぶたと銀のねぶたって2種類あって、ほのかに味が違ってどちらも美味。つくづく北の方の大地って、おいしいものが多いですよね。書いてたら食べたくなってきた。

 

 

送られてきた毛ガニ。もちろんおいしくいただきました。味噌がとても濃厚で、潮の匂いや味も合わさり海を食べている心地になります。言い過ぎました、嘘です。さすがに海は食べられない。

 

連休中なので父含め、父の姉だったり多くの方がおばあちゃんの様子を見に来てくれて。かつその度に毛ガニを消費していったのですが、カニって、食べる時(剥く時)とても集中するのでその時だけ居間に沈黙が落ちるんですよね。それがじわじわと面白かったです。

 

あとしばらくお勝手がカニくさかったのも面白かったです。毛ガニ、存在感が強い。

 

 

青森、機会を見つけて行きたいですね。

それではこのあたりで、また。

 

お仕事、気張らずにひとつひとつやっていきましょう。読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

【第10日】たらの芽

 

こんにちは。

昨日は肌寒い一日でしたが、今日は太陽も出てあたたかく外を照らしています。

ゴールデンウィーク、わたしはまず一日中寝て始まりました。今日は朝からおかずをつくりおきしています。twitterってホント便利。ありがとう世界。レシピ、とても参考にしてます。

 

今日は短めに。

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お昼ごはんは、おうどんとたらの芽の天ぷら。

うちの庭に植えてあるのですが、おばあちゃんが季節になると庭から採ってきます。

おじいちゃんおばあちゃんが上京して、たらの芽の天ぷらの味を知って苗を買って植えたそうです。

相変わらず癖のない味。だけど天ぷらにするのがいちばんおいしい。ほのかな香りもいい。ひさびさに揚げ物をしたのも楽しかったです。

 

それこそおばあちゃんが元気な時は毎年頻繁に揚げてくれたのを思い出しました。採れすぎて木を減らしたんですよね、一昨年あたりに。懐かしい。

 

たらの芽の天ぷら、めんつゆにつけるのも好きですがやっぱり塩を振って食べるのがわたしは大好きです。

 

 

それでは。読んでくれてありがとうございました。

 

【第9日】辨当

 

おはようございます。

もしかしたら平成最後の日記になるかもしれない。そんなことを考えながら書いています。

最近は雨が続きますね。昨日は割とあたたかかったのに、一昨日と今日は雨。寒暖差でおばあちゃんがまた風邪をひかないか心配です。みんなもお気をつけて。

 

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おばあちゃんは昨日、わたしが帰ってきたらすぐ寝る形ですぐ寝室へ行ってしまったのですが、わたしが夜ご飯を食べている時にひょっこりやってきて「忘れた」とメガネケース(錠剤が入れてあります)を取ってまた寝室へ戻っていきました。杖もささずに。それくらいには元気です。

 

ちなみに写真は先週土曜日にやってたスクワットの光景。本当は動画なのでスクリーンショットをしました。姿勢がいい。デイサービスでやっていることを反復してやっています。

 

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手紙シリーズ。

この日は帰宅後おばあちゃんに「今寝るところだったんだよ〜書いちゃったよ〜お弁当あるから食べてね」と言われていたために読めた手紙です。

 

「お帰りなさい

辨当 冷蔵庫に入って

ますので どうぞ」

 

まじまじと読んで、「これ弁当か…?漢字違くない…?」と思いつつ弁当を平らげ。

その後ぐーぐる先生に聞いてみたら「辨当」は古い漢字とのこと。「弁当」に違う漢字があると知らなかったので目から鱗でした。これもジェネレーションギャップというのでしょうか。ひとつ賢くなったのでよかったです。

 

 

他にも、こまごまとしたエピソードがちょっとずつあって。

父がおばあちゃんの寝室にあるカレンダーの位置を変えて、「あの位置でいいかい?」って聞いたらそれを確認するためだけに寝室へ行き居間に戻ってきて「いいよ!」って言った話とか(ちなみにすぐまた寝室へ戻るという)。

出先で買ってきたお土産のお惣菜を夜ご飯で一緒に食べたら「おいしいおいしい。珍しいものがあるんだねえ」と言いつつ最後に「この器丈夫そうだからとっとこうねえ。洗っておいてね」って笑った話とか(ちなみにお惣菜は自由が丘の「ポテトクリーム」さんのものです本当においしかった)。

 

 

しっかりした容器をとっておこうとするのはおばあちゃんあるあるなのかな?

プラスチックの容器やそれこそスーパーで買ったお惣菜が入ってた容れ物を綺麗に洗っては干してあります。この前は大袋に入れてお勝手の隅に保管してました。中には似たようなものが沢山。あれは一体どうするのだろうか。

 

今度聞いてみたいと思います。

 

そういうこまごまとしたエピソードを、その都度書いていけるようになるといいですね。ただ、一緒にいられるのが大体土日なので、一日のうちに和むことが沢山あって。しあわせですが、結局一気出しになってしまいそうな気もします。笑

 

 

それではまた。読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

 

 

【第8日】おふくろの味

 

こんにちは(と書いていましたが途中で保存しておいたら夜になってしまいました。こんばんは)。第8回。自分にとって「続いているな」と思っていてもまだ一桁。そのことに、継続は難しいなぁと改めて感じます。

誰しもそうだとは思うんですが、勉強だったり、習い事だったり、そういうことで節目を迎える度「継続は力なり」と聞いてきたので、体の芯に刷り込まれている感じがあります。いつかなにかの力になるように続けていきたいですね。

 

 

さて。今日も行ってきましたよ、歯医者。でも今日は歯医者の話はいいんです。笑

 

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題にあるように料理の話です。

早速余談ですが、最近「日記のネタのために料理を作ろう」と思って心に余裕があるとちまちま作っています。

はい。恥ずかしながら正直に言うと、普段からそんなに料理しないんですよ。やるとしても手間の少ないものばかり。あの「卵だけ入れればできる」とか「うちのおかず」シリーズとかクックドゥシリーズってすごいですよね。味つけが絶妙でとんでもなくおいしい。あ、あと茹でたパスタに和えるもの。そういう企業様の開発努力のたまものに感服感謝して頼りきっているわけです。ありがたやありがたや。

ただそんな日々を抜け出し、こうして日記のため、という見栄っ張り抜群の大義名分のもと少しずつ料理の頻度を増やして写真にとっているわけです。ツイッターで拝見している「つくりおき食堂まりえさん」を参考にツナ缶を買ってオムライスを作ってみたりもしました。ツナ缶ってすごい。味が深まる気がする。

とにもかくにも、料理に慣れる(あわよくば上達する)ことができる、おばあちゃんを喜ばせられる、日記のネタにもなると一石二鳥どころか三鳥でなんだか楽しいです。こんなに長い余談ってある?と思いつつ本題入ります。すみません。

 

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ちなみにそんなオムライスがこちらです。本題は、最初に載せた大根の煮合いです。

 

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大根とゼンマイとたらこ。おばあちゃんが昔からよく作ってくれた、誇張ではなくこの世界でいちばんだいすきなお料理です。大根にお出汁がよく染みて、みりんとごま油の風味が香って。大根は噛めばほろりとほどけるほど柔らかいのに、ゼンマイの少しの歯ごたえとうまい具合に合うんですよ。たらこの塩気もほどよく絡んでくれます。前は当たり前ですが実家に住んでいることもあって、来るたび大鍋いっぱいに作ってくれました。その味が大好きで大好きで、毎日深皿によそって平らげました。おかわりもしました。それでもなかなかなくならない。大鍋のなか全部なくなるまでの数日間が本当にしあわせで。

一緒に住み始めてからも、よく作ってくれました。その頃に作り方を一度だけ、教わりました。

 

 

一番上の写真は数日前になんとか思い出して作ってみたものです。ちょっと味が濃くなってしまったけれど。

こうして書いてみて思うけれど、わたしはこれからもう、おばあちゃんの煮合いは食べられないんだなぁ。というより、もうおばあちゃんは数分お勝手に立つこともしんどいというところがあるのでね。おばあちゃんのお料理が食べられることなんて、もう本当にあと一度あるかさえもわからないもんなぁ。難しいだろうなぁ。

 

 

おばあちゃんのお料理自体だいすきなんですよね。ここだけの話、普通「おふくろの味」って文字通り母親の味じゃないですか。わたしも昔から母の料理を食べ、それが全ての「手料理」の基準になるというか、比較対象になりますよね。でもわたしは母の料理を(他の人に比べておそらく)そんな食べてこなかったのもあって、おばあちゃんの煮物を食べては「こんなに優しい味の煮物があるのか……!!これぞ手料理……!!」と思ったし、味噌汁を飲んでは「こんなにおいしいお味噌汁が飲めるのか……!!こんなおいしいお味噌汁は初めてだ……!!」ってなるくらい感動したんですよね。まぁお料理も好みですから、わたしは母のわかめたっぷりお味噌汁よりおばあちゃんの大根ともずくたっぷりお味噌汁のほうが口にあったということかもしれませんが。

だからわたしにとって「おふくろの味」はおばあちゃんの味つけなんですよ。

 

 

木曜日の夜に作って、翌日「濃くできちゃったから薄めて食べてください」と書き置きを残して仕事へ。以下はその夜のお手紙です。

 

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「愛ちゃん

パン買ったので食べよう

大根の煮合いとてもおいしかった とても

上手にできたね」

 

 

ちなみに本日土曜日、出先から帰って一緒に夜ご飯を食べたので改めて「どうだった?」って聞いたんですよ。おばあちゃんは目を細めて話してくれました。金曜は父のお姉さんが来る日で、二人で食べたそうです。お姉さんは冷蔵庫に残ったたらこを見て「これを作るためにたらこを買ったんだね。おんなじ味だ」と言ってくれて、おばあちゃんも「おんなじだねえ、おいしかった」と改めてほめてくれました。「大根の千切り、おばあちゃんが見る限り大きさはバラバラじゃなかったよ。揃ってたよ」って。にやりと評論家のように笑いながら。かわいいなあ。

 

またしても余談ですが、夜ご飯を食べながら話をしていると、おばあちゃんは池袋の事故を挙げ、「愛はお父さんお母さんから預かっているようなものだから、こうして無事に帰ってくる姿を見ると安心するよ」と言ってくれました。胸がいっぱいになります。おばあちゃんありがとう。感謝が尽きません。

 

 

「おんなじ味」でも、わたしは「おばあちゃんの煮合い」が好きです。それを超えるものはわたしには作れないけれど、また作って、食べて、その度におばあちゃんの味を思い出して、「やっぱりおばあちゃんのがいちばんだな」って思いたいと思います。何度でも。

 

 

 

なんだかすごく長くなってしまいました。軽い読み物レベルですよね。ここまで読んでくれてありがとうございます。

 

 

 

あまり読まれることを想定して書いていないというか、本当におばあちゃんの記録としての用途で書き始めた日記ですが、中学時代の同級生にリプライをもらって「ああ、読まれているんだ」と実感がわいて。自分が書いたものを誰かに受け取ってもらえるというのはこそばゆさもありますが、どこかほっとするんですよね。なにかにゆるされている感じというか。だから本当に、読んでくださって、ありがとうございます。

 

それでは。おやすみなさい。

 

 

【第7日】抜歯

 

こんばんは。仕事終わりに電車に乗って、車窓から見える景色が日に日に明るくなっていくのがおもしろいです。

 

春。桜は散りつつありますが、他の色々な花々はどんどん芽吹いてくるようになりましたね。だからこそ桜の尊さが際立つのかもしれませんが、花々が芽吹くというのは見ていてまさに心が色づいていく気がします。

 

 

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さて。先日の土曜日、歯を抜きました。

親知らずだったらまだ格好がつくのですが、残念ながら虫歯です。何事も面倒くさがる性格がついに害となって表れてしまいました。しょんもり。自業自得なんですけどね。

だからこそ今度こそ全ての害をきれいきれいしようと歯医者に通っているのです。今回もいつものように、おばあちゃんに「歯を抜いてくるよ」と伝えたのですが。

 

歯を抜くと言った時のあの驚きようは、なんともうまく言い表せません。しかもその後も出掛けると伝えると、それはもうびっくりしてました(ちなみにその後の用事とは、前々から母と約束していたランチを食べに行こうというもの)。

 

眉をハの字に下げて(でもこの顔、おばあちゃんはよくします)、「痛いよ〜痛いよ〜」と繰り返しています。思わず稲川淳〇かとツッコミかけましたがおばあちゃんは大真面目なので言えませんでした。

よっぽどショックだったのか、お姉さん(父の姉)に電話をした際も「愛が歯を抜くんだって」「その後出掛けるんだって」「大丈夫?若いから?」「でも痛いよ〜」と話していたのが聞こえてきました。おばあちゃんの声だけで大体の内容がわかるのもおもしろいし、それから家を出るまで何度も何度も「痛くないの?痛いよ〜おばあちゃんの時は痛かったよ〜痛いよ〜」と繰り返されたのもおもしろくて。笑っちゃいけないんでしょうけど、かわいかったです。

 

 

結局その日は母とのランチを終えて帰ってきてからもずっと、「痛くない?」と気にしてくれました。ちなみにおばあちゃんに「いつ親知らず抜いたか覚えてる?」と聞いたら「そんな昔のこと覚えてないよ!」と怒られました。かわいい。

 

 

変わらず、おばあちゃんは元気です。今日は父とお姉さんが付き添っての病院ですが、定期検診のようなもので月に2度程しか行かないので、比較するものではないんだろうけど95歳なのに凄いなぁと思います。しかも父とはそういう通院時や、平日の昼間に一緒に散歩をするそう。いいなぁ。わたしも一緒にお散歩したいなぁ。ちょっぴり嫉妬です。

わたしは言葉がうまく出てこないことも多いし、紡ぐのも下手なので、おばあちゃんには行動で示していきたいと思っています。それなのに現時点で父にも負けている…気がする……悔しいです!(ザブング〇さんの真似。だいぶ懐かしい)

 

あとは、このブログを書くことでおばあちゃんにちゃんと言葉にして伝えられるように鍛えられたらな、とも思いますけどね。でもおばあちゃん、というより、お年を召した方を前にすると、言葉をうまく使う(要は言い方を考える)以外に、もっと強いメッセージ性をもって伝えるやり方があるということも実感します。例えば目をじっと見たり、口をゆっくり大きく動かしたり、はっきりとした発声を心がけたり。

よくよく考えれば当たり前ですけど、あんまり意識すると「介護」感が強くなりそうなのが少し嫌で。仕事だから支えてるんじゃなくて、家族だから、大切だからそうしてるんだと思ってもらいたい。

 

そういう感情も、きっと自己満足なんでしょうけど。大事なのは、おばあちゃんがどう感じるか。そこを根底において接したいですね。

 

 

少し長くなってしまいました。読んでくださった方、ありがとうございました。今日家に着いたらどんな書き置きがあるか、たのしみにしながら帰ります。

 

【第6日】手紙

 

 こんばんは。4月ももう12日が過ぎようとしてますね。学生さんや新社会人さんは初めての土日になるのかな?

いつも通勤の際、駅までの道中で少しだけ小学生の子たちと道筋が重なって並んで歩きます。今週の月曜日、春休み明けのその光景に、「あ、今年度も始まったんだなぁ」とじわりと実感しました。

 

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そういえば先週の日曜日、結局お花見は叶いませんでした。父が以前おばあちゃんと連れだって近くの桜を一緒に見たみたいで。

車に乗ってもいいんですけど、やっぱり不安要素も多いので無理してまで出なくてもいいかな、余計なお世話になるんじゃないかな、とか考えた結果です。

 

難しいですよね。おばあちゃんは腸が弱く、それもあってか、人に迷惑をかけることにひどく敏感で気にしてしまうひとで。

わたしは年齢関係なく、生きているだけで人に頼ってしまう図らずも迷惑をかけてしまうことも充分にありうるからおばあちゃんがそこまで気負う必要はないんだよ、と思うし何度も伝えてはいるのだけど。

 

というわけで外出はしなかったので海老とキャベツと玉子のチリソース和えを作りました。おばあちゃんは辛いのが苦手なのでたくさん玉子を入れたら「からくないよ」と笑って箸を進めてくれました。計画通り。(夜神月の顔)

 

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これ。木曜日に行っているデイサービスで配られるおやつを持ち帰ってきてくれたのでいただきました。こういう、ティッシュにくるんで輪ゴムで止めて、っていう梱包方法がいかにも「おばあちゃんらしい手法」っぽくてとても和みます。

 

「ヒバリの三時のオヤツに出たの

よかったら食べてください」

 

この日記をほぼ敬語で書いてるわたしが言えたことじゃないですけど、手紙だとどうして親しい仲でも敬語になっちゃうんですかね?おもしろい。

 

おばあちゃん、平日は一緒にいる時間がなかなか重ならないので、よくお手紙を書いてくれます。連絡事項も多いですけどね。「明日新聞回収だから、ポストの下に置いてください」とか「いつもゴミ捨てありがとうね」とか。後者はうれしいですよね。わたしもちゃんとおばあちゃんに感謝を返せてるかな、感謝を受け取ることが当たり前になってないかな、とこういう文を受け取る度に思います。また喜んでくれるようなご飯をつくろう。

 

またお手紙も、楽しいのがあれば共有したいと思います。

 

それでは、今日はこのあたりで。読んでくれてありがとうございました。

 

【第5日】土曜日の午睡には勝てない

 

 

こんばんは。

 

今日はヘルパーさんがいらっしゃる日。今まで週に2日、朝夕で来てくれていたのですが、今日お話したら4月から朝だけになったとのことでした。それはきっとおばあちゃんが快調だからなんでしょうね。よかったよかった。

ヘルパーさんは1時間ほど滞在して、簡易トイレのお掃除をしてくれたり、オムツを替えてくれたりしてくれます。そういうお世話って、おばあちゃんはわたしには頼まないので(きっと父のお姉さんが来るときにしている)、お仕事なのはわかっていますが本当に感謝です。何よりお話相手になってくれる。

 

 

話していて、おばあちゃんが「すみませんが『ちり紙』一枚とってくれませんか」ってヘルパーさんに言って。ちり紙って、ティッシュのことなんですけど、やっぱりヘルパーさんにはわからなかったみたいで。よく考えれば結びつかないよなって思いました。今日から「ちり紙」をおばあちゃん語その一に認定しようと思います。これから増えていくかもしれません。

 

 

今日はあたたかかったですよね。窓際の椅子に腰掛けて、陽光を浴びながら庭を眺めるおばあちゃんを横目に歯医者に行ってきました。歩いていてとても気持ちよかったので、明日はおばあちゃんを誘ってすこしお散歩でもできたらいいなと思います。デイサービスのお花見イベントのとき、腸の調子が悪くて留守番だって言っていたから、お花見もいいかもしれない。

 

 

というのも、わたし歯医者から帰ってきた途端、お布団に誘われるまま眠りについてしまい起きたら17時半だったので。今日はお洗濯しかできなかった。明日こそ一緒にいる時間を長くしよう、と息巻いているのです。

 

 

それでは。

読んでくれて、ありがとうございました。